2024年11月12日~17日
九州展(井之上南岳実行委員長)は11月12~17日の6日間、大分県大分市の県立美術館で開かれた。九州・山口地区の書家の受賞作や入選作のほか、全国巡回作家らの作品など計768点の作品が会場を彩った。
12日の開会式には九州展担当理事である毎日書道会の三宅相舟顧問と室井玄聳理事の両氏をはじめ、尾野賢治大分県副知事、高添博之西部本社代表らが出席し、テープカットで開幕を祝った。三宅顧問は「九州展のレベルの高さに驚くとともに熱いものを感じ、気が震え、洗われた。まさに毎日書道会が掲げるスローガン『伝統と革新』にふさわしい展覧会になった」とあいさつした。
開会式後には室井理事による特別作品解説があり、各地から集まった書家や熱心な書道ファンらが貴重な話に耳を傾けた。会期中には連日、九州地区の審査会員による作品解説もあった。また、国際高校生選抜書展の九州地区の優秀作26点も展示された。
初日には会場近くのホテルで表彰式と祝賀会も開いた。約160人が出席し、受賞者らに記念品を贈呈するなど入賞者に祝意を示し、社中の壁を越えた交流を楽しんだ。また、室井理事や井之上実行委員長らが、この日のために揮毫した色紙が当たる抽選会もあり、大いににぎわった。
会期中の来場者は約3700人。多くの書道ファンが多彩な作品群に魅了され、「伝統と革新」の毎日書道展を堪能していた。

第75回の九州展は11月12日から17日に大分県立美術館で開催いたします。また、5年に一度に開催する「毎日書道展第75回記念 毎日現代書巡回展・鹿児島展」を10月16日から20日に鹿児島県歴史・美術センター黎明館にて開催いたします。
2023年10月31日~11月5日
「毎日書道展」は書道文化の向上、書道芸術の普及を目的として、書壇のあらゆる分野を結集して開催する総合書展です。第74回の今回展には漢字、かな、近代詩文書、大字書、篆刻、刻字、前衛書の7部門に役員、会友・公募、U23(満16歳以上満23歳以下)から2万7428点の出品がありました。
「毎日書道展九州展」を10月31日から11月5日まで、大分県立美術館で開催しました。展示作品は797点。文部科学大臣賞などの全国巡回作品、九州・山口の入賞、入選作を展示しました。

九州展展示

毎日書道展開幕
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